Give&Take~ギバーこそ成功する時代
1.この本を読もうと思ったきっかけ
2.ギバー、マッチャー、テイカー
3.Give&Takeと嫌われる勇気の関係性
4.Give&TakeとGRITの関係性
5.まとめ
1.この本を読もうと思ったきっかけ
恋愛がうまくいかなかったタイミングで同僚に勧められたから。
昔から自己中心的とか自由人とか言われてきて、
特に仕事をするようになってきてからは「相手から何を得られるか」を基準に
交友関係を築くようになってきた。
それにより、恋愛も相手への期待により、うまくいかなくなった。
そんなときに勧められたのがこの本だった。
2.ギバー、マッチャー、テイカー
ギバー=人に惜しみなく与える人
マッチャー=損得のバランスをとる人
テイカー=真っ先に自分の利益を優先させる人
これからの時代はSNSのより、多くの人と繋がれるし、得たものをシェアできる時代。
だからこそ何かを与えられた人と与えた人が繋がり、見返りを得られる機会も増え、
ギバーが成功する時代に突入した。
3.Give&Takeと嫌われる勇気の関係性
2で説明したようにギバーが成功しやすい時代に突入したが、
ギバーに2種類の人がいるらしい。
最も生産性が低く成果も悪い「自己犠牲ギバー」か最も生産性高く成果を出す「他者志向ギバー」だ。
・自己犠牲ギバー=人助けや他者のために行動することが義務感だと感じて自己を犠牲にする。
⇒頼み事などを断れなくて、疲弊してしまう。
・他者志向ギバー=他者への共感により、自己と他者が一体化し、自分をも幸せにすることができる。
⇒強い共感により、自分自身を助けている。だから自然とギブできる。
話が少し変わるが嫌われる勇気https://www.amazon.co.jp/s?k=%E5%AB%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%8B%87%E6%B0%97&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1WCWOYJGWUHVU&sprefix=%E5%AB%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%8B%87%E6%B0%97%2Caps%2C175&ref=nb_sb_nossという本には他者貢献こそ幸福であると書かれている。
人が幸福を得るために「ここに属していてもいいんだ」と思える共同体感覚というものが必要。
この共同体感覚を得るためには誰かの役に立つ他者貢献をする必要がある。
つまり、ギバーになることによって成功はできないかもしれないが、幸福にはなれるのだ。
(それこそが一番の成功だと思うが...)
フィリピン留学でも同じようなことを感じた。
フィリピン人ってとても親切でフレンドリーで圧倒的にギバーが多かった。
それに、明日食べるものもあるかわからない人たちが幸せそうに爆笑して生活していた。
日本に帰ってきて、人との繋がりの希薄さを感じ、
経済的に豊かで生活も安定しているのに、多くの人は疲れきった様子で生活している。
この差ってギバーであるかマッチャー、テイカーであるかの差だと思う。
日本人の幸福度の低さは他者志向ギバーが少ないことが原因かもしれないと感じた。
4.Give&TakeとGRITの関係性
とある治安が悪い地域の学校の教師が教育がうまくいかず、疲弊してしまっていた。
しかしその教師は1つのアプローチによって状況一転し、学校の問題も解決することができた。
そのアプローチとは「より仕事の量を増やした」ことだった。
学校のことのみではなく、地域のこともボランティアとして休みも削って活動したのだ。
それにより、教育者としての能力が上がっただけではなく、
結果として生徒や地域が変わっていくことを感じられるようになった。
人が大きな成果を上げるためにはやり抜く力(GRIT)https://www.amazon.co.jp/s?k=GRIT&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=18PGP3J8UU6BV&sprefix=grit%2Caps%2C184&ref=nb_sb_nossが重要だ。
ではGRITを培うためには何が必要なのか。
僕は「誰かのために」という意識が必要だと思っている。
自分のために頑張ることなんて限界があり、
何か高い壁があったときにすぐに諦められてしまう。
けどそれが大切な家族や友人、恋人のためだったら?
やり続けられるのではないか。
5.まとめ
成功する、しないに関わらずギバーでいることによって幸福度は上がる。
日本人の幸福度が低く、自殺が多い原因の1つに人との繋がりが希薄なことがあると思う。
特に就職すると上司や同僚、取引先が敵に見えることもある。
そんなときに誰かのために行動を起こせれば周りの人たちが仲間に見えるようになる。
ぜひ手に取って読んでみてほしい。
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